第33回 全日本学生選手権個人ロードレース

1.      レース詳細

 

レース名:第33回 全日本学生選手権個人ロードレース

 

日時:2017 06 10日(土)1400 スタート

 

天候:雨のち晴れ

 

クラス:女子個人ロードレース(オープン参加)

 

出走:15

 

距離:94km(9.4×10)→天候により変更 65.8km(9.4×7)

 

場所:岩手県紫波町

 

主催:日本学生自転車競技連盟

 

2.      機材

 

フレーム

DE ROSA SK

ホイール

GOKISO 

タイヤ

Continental GP Supersonic

ペダル

LOOK KEO BLADE 2 TI

レースウェア

PEARL IZUMI

シューズ

SHIMANO

ヘルメット

OGK KABUTO AERO-R1

アイウエア

POC CRAVE

ケミカル

MORGAN BLUE

ドリンク

MUSASHI REPLENISH

テーピング

New HALE Vテープ・Xテープ

ボディメンテナンス

さくら治療院

日本カイロプラクティックセンター大船

 

 

 

3.      リザルト

 

順位

氏名

チーム

タイム

優勝

谷 伊央里

日本体育大学

1:50'39''

OP

西 加南子

LUMINARIA

0:00'01'

2

菅原 朱音

八戸学院大学

0:00'13

3

福田 咲絵

慶応義塾大学

0:00'26'

 

 

 

4.レースレポート

 

 先月学生の大会に参加させてもらい、引き続き学生選手権に参加するために岩手入りをした。

1週間スケジュールが満載で体調維持が心配されたが、周りの協力により体調はキープして現地入りすることができた。

 レースコースはツールド東北、JBCFなどで走った懐かしいコースを逆回りする19.4キロを10周する94キロのレースだ。

 2回続けて学生連盟の大会に参加するのは、全日本選手権のことを考えると、距離の長いレースを走っておきたかったからだ。 

北上川
北上川

 レース当日の天気予報は雨、レース会場に到着すると雨足は強くなるばかり、雷もなり始め、監督会議でスタートが30分遅れ、レース周回も9周から7周へと変更になった。一般公道を使用しているので、道路使用時間に制限があるから仕方がない。一般公道を使用してレースをすることはなかなか難しいが、昔から東北、岩手はとても公道レースが多い。沿道で応援してくださる住民も多く、とても有り難い。

 

レースコースは短いアップダウンの繰り返し、細いコーナーの連続、300m直線登りのゴール地点を周回する。私の好きなコースだ。

スタート直後の登りからスピードを上げてみる、アップが少なかったので、少し身体を慣らしておきたいということもあった。細かいコーナーの連続は1列になったが、学生競技者は少数であるがテクニックレベルが一定以上なので安心して集団で下れた。県道の平地部分も綺麗に並列でローテーションしたが、女子にしてはかなり高速で進み、気持ちが良い。 

 

1周目か2周目が終了する頃には8名の選手に絞られた、そのうち4名は日体大の選手だ。このまま4名残るとゴールで厄介なので、その後周回ごとにスピードアップを繰り返して人数を減らす。

スタート直後の登りで福田選手がスピードアップ、それに続いて私がスピードを上げ、そのまま下りに突っ込むということを何回かしていたら、8名が6名に、ラスト周回には福田選手と抜け出るが、谷選手、菅原選手が追いつき、4名になった。ラスト1キロほどの県道で福田選手がアタックして抜け出た。私は一番後ろにいたので谷選手と菅原選手が追うのを待っていたが、2人で見合う感じか?追いつきそうもないので前に出て追走した。2人を振り切って福田選手に追いつきたかったが、ラスト1キロを切って2人も必死、引き連れて福田選手に追いついてしまった。 

 

ラスト500M一番後ろに廻って3人がスプリントを始めるのを見て、私もスプリント始める、伸びる谷選手の後ろから踏み込んだが、一歩及ばず2位ということになった。

一応2位だがオープン参加なので順位は付かず、オープンで優勝ということになった。

 

最後の最後にオープン参加なのに学生のレースの流れを変えてしまうことに迷いを感じなかったと言えば嘘になるが、レース中もよく動けたし、試したいことは試せたし、今回は収穫の多いレースだった。

学生がこの大会に賭けているのがレース後の谷選手の涙でよくわかった。おめでとう。

 

レース動画はこちら→CYCLOCHANNEAL http://www.cycloch.net/2017/06/11/22398/