1. レース詳細
レース名 : ツール・ドおきなわ2019大会 女子国際ロードレース
日時 : 2019年 11月 10 日(日)09:10 スタート
天候 : 晴れ
クラス : 女子国際ロードレース 100km
出走 : 47名
距離 : 100km
場所 : 沖縄県名護市
主催 : ツール・ド・おきなわ協会/北部広域市町村圏事務組合
2. 機材
フレーム : DE ROSA PROTOS
ホイール : Campagnolo Bora One 35 Clincher
タイヤ : Michelin Power Competition 700×25C
サドル Selle italia SP-01
ペダル : LOOK KEO BLADE 2 TI
レースウェア : sportful
シューズ : SHIMANO
ヘルメット : KABUTO FLAIR
アイウエア : Kabuto 121PH
ケミカル : MORGAN BLUE
ドリンク : MUSASHI REPLENISH
テーピング : New HALE Vテープ・Xテープ
ボディメンテナンス : さくら治療院
3. リザルト
順位 氏名 チーム名 タイム
優勝 ZENG Ke-Xin Chiniese Taipei National Team 3:17:09
2位 金子 広美 イナーメ信濃山形 +00:00
3位 CHANG Ting Chiniese Taipei National Team +00:00
9位 西 加南子 LUMINARIA +04:52
【photo:©Makoto.AYANO/cyclowired.jp】【photo:Satoru Kato】
4.レースレポート
シーズン最後のレース、ツール・ドおきなわ、JAPAN CUPが終了して3週間、今年は集中してトレーニング、コンディショニングをすることができた。この時期にしては今までになくいい状態でレースが楽しみだった。
レース当日はスタート場所への移動に時間が掛かるため5時起床、まずはNEW-Haleを貼り、スタートは9時以降なので移動しながら朝食を食べる。レース距離が100キロでコースもハードなので事前のエネルギー補給は重要だ。食事を食べつつRIPURENISHを飲み、ミネラルタブレットも摂取する。
スタート地点に到着後、自転車準備とスタートに必要な荷物を降ろし、サポートの車はサポート地点に移動、スタートまで2時間以上一人でウォーミングアップと待機をしなくてはならない。そこで、スタート前に変速のメカトラブル・・・何とか沖縄輪業さんのメカニックに対応していただき助かった!何としても普久川ダムの登りは先頭集団でクリアしたいので、ヘルメットもエアロ効果より最軽量を優先してFLAIRを選択、気持ちの問題、ここ重要!笑(でもこれチョー軽ですから
男子国際の通過を待って女子国際のスタート。朝は寒かったが時には日差しはかなり強くなっていた。
スタート直後に奥集落からの登り、今年は落ち着いて集団中ほどにいたが走りにくくてやっぱり前方に出る。そのまま前方20人位までの場所を維持しつつ海岸線を南下した。
普久川ダムの登り手前で一気に後方にいた選手が前に上がってくる。集団がワサワサして落ち着きが無い感じになる。優勝有力候補の金子選手が他の選手に阻まれ前に出られなくなっていた。私も出られなくてイラっとしていたところ誰かが声を掛けて前が空いた。金子選手が一気に前に上がりスピードを上げる、そこは絶対に遅れられないので私も前に上がる。序盤でこんなにスピードが上がったのは初めてだ。このスピードで登り始めて私の脚は持つのだろうか?とは思ったがここで遅れたら意味がないのでとにかく集中をして前だけを見て走る。いつもより速く、そして昨年よりは少し余裕をもって最初の登りピーク(山岳ポイント)を通過、普久川ダム(給水ポイント)では6名になっていた。
周りのメンバーをみると普段のレースでヒルクライム能力が一番劣っているのは私だったので、無駄足を使わずに安波集落へ下る。
次の難所である安波集落からの登りに入り、中盤までは集団に食らいつくが、どうにも限界が来てしまい、徐々に私だけ集団から離れる。集団が見える範囲で登りきるが、そのからのアップダウンで集団に一人で追いつくことは不可能だった。
そこから30キロほどは一人で頑張る、途中いくつかの男子集団に抜かれるたびに女子選手が後ろについてきてはいないか冷や冷やしていたが、3つ目くらいに抜いてきた男子集団に女子選手が2人ついていて、そのまま走って行ってしまった。近くに審判車がいたので、アピールして2人の女子選手には男子から離れてもらい、私もその2人に追いつき一緒に走る。しばらく3名で先頭交代をしながら走る、平地と下りは良いスピードだが登りが遅い・・・これじゃあ後ろからまた追いつかれるなと思ったら、案の定後ろから3名合流で6名のパックになる。
登りは余裕があったので、大浦からの登りで抜け出したいな、と思っていたらまた男子の大集団が抜いてきて前で蓋をしてしまった。完走目的の男子集団なので平地は遅いが抜くほどでもない、審判車もいないしそのまま走るしかない。大浦から羽地の登りで男子がスピードアップしたので、私もスピードを上げようとダンシングを始めたらすぐに脚が攣る。一気にきた、しかも両方の四頭筋と左の脛骨筋が攣り、一瞬脚が動かせない・・・・無理矢理膝を曲げない状態で体重を乗せるだけのダンシングをして停止は逃れる。しかし他の女子選手からは遅れる。
我慢してそれを続けていたら、少し収まったのでシッティングに切り替え、なんとか脚を回す。少し脚が復活してきたので離れてしまった女子選手を追う。トンネルを超えて多くの声援してくれている羽地ダム入り口を過ぎたころには、数名の選手を抜き返したが、先に行かれてしまった2名には追いつくことができず9位でゴール。なんだかグダグダのゴールになってしまった。